中小企業診断士のおすすめ通信講座まとめ、人気講座の比較!

転職や定年後の独立・開業にマッチした資格の一つに中小企業診断士があります。 働きながら資格を取得するには、通学より通信講座を利用する方法が便利です。 通信講座を使って学ぶときの費用、各社の通信講座の特徴と評判・口コミ、おすすめの通信講座などを紹介しています。

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中小企業診断士試験に短期間で合格する勉強方法

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短期間で合格する勉強法

中小企業診断士の1次試験の試験科目や過去の試験問題、2次試験の内容などは公表されているので、何を学習すればよいのかは調べればすぐ分かるのでですが、どのように学習するかは個々の事情もあるので、しっかりとした学習計画を立てることが必要です。

全体的な学習計画を立てるときに合格までに必要な勉強時間や難易度がどの位なのかを先ず把握しておいた方がよいでしょう。

そして、合格の目標がズルズル延びないように、短期間で合格する勉強方法のコツをまとめてみましたので、よろしければ参考にしてください。

中小企業診断士試験に合格するための勉強時間はどのくらい?

資格の専門学校LEC東京リーガルマインドのサイトによると、中小企業診断士試験合格までの勉強時間は、一般的に800~1000時間程度とされています。

この時間は他の資格と比べてどうなのでしょうか?

例えば、司法書士では1000時間、中小企業診断士試験に対してよく引き合いに出される社会保険労務士では700時間とされていますので、勉強時間としてはこれらの資格と似ているということができます。

中小企業診断士試験合格を1年かけて目指すのであれば、毎日2~3時間は確実に勉強が必要となってきます。

ですが、受験する方が仕事を経験することによって得られた知識や技能などによっても学習に必要となる時間は変わってきます。

例えば、会社などで経理関係の仕事をしてきた方は、財務・会計については多くを
学んでいますし、SEの仕事をしてきた方は経営情報システムの知識があるので、比較的少ない時間で合格レベルまで到達できます。

中小企業診断士試験の難易度は?1000時間の勉強で合格できるの?

中小企業診断士の試験は、通勤時間だけの勉強といった片手間の勉強では決して合格できないと思われます。

試験の難易度は結構高いので、1000時間の勉強したからといって必ずしも合格できるわけではありません。

合格に向けての学習計画を適切に立てるためにも、中小企業診断士試験の難易度についてみていきましょう。

中小企業診断士試験の合格率は、毎年一般社団法人中小企業診断協会のホームページに公開されています。

合格率は年度ごとに異なっており、過去、10年位の推移をみると1次試験の合格率は16~30%、2次試験の合格率は18~25%となっています。

また、中小企業診断士試験の範囲は、他の資格試験に比べて広いため効率的な学習をしていかないとさらに時間がかかってしまう可能性大です。

2019年度の中小企業診断士受験のデータで見てみると、受験申込者数21,163人に対し、欠席した科目が一つもない受験者数は14,691人で受験率は69.4%となっています。

このことは、約30%の方は全試験範囲をカバーする勉強が十分でなかったため、受験を見送ったと考えられます。

なので、しっかりした学習計画とそれに沿っての実行を確実に実行していかなければ、1年で合格する目標が2年、3年と延びてしまうことが考えられます。

これを未然に防ぐ方法として、短期間で合格する方法を予め計画に織り込んでおく方法があります。

漫然と勉強するより、

中小企業診断士試験に短時間で合格するためには、どうすればよいか」

を意識しながら勉強するほうが効率的に勉強でき、合格する可能性も高くなると思いませんか?

中小企業診断士試験を短期間で合格する勉強のコツ

中小企業診断士試験の合格のコツ

短期間で合格するための勉強のコツをまとめてみました。

1.勉強のスピードを上げ繰り返して覚える

中小企業診断士試験に対応できる知識の吸収には、テキストや講義動画を短い時間で何度も繰り返して覚えることです。

人によっては、3~4回読み聞きすれば理解できるという人もいますが、そうでない方も繰り返せば繰り返すほど知識は増え、記憶の定着量も多くなってきます。

言い換えれば、1回の勉強時間を短くして復習を多く繰り返すことです。

そして、自分が確かに理解できたかの確認のため、次に述べる問題練習や過去問で何回も繰り返して覚えると段々確実になってきます。

2.過去問や問題練習をはさみながら理解する

テキストを一冊読んでから過去問や問題練習を始めるのではなく、短い区切りで読んでその後過去問や問題練習を行うことを繰り返しながら前へ進みます。

3.まとめながら覚える

要点をまとめながら覚える

テキストを読むだけでは直ぐ忘れるので、講義動画や音声講義なども利用して五感を総動員して覚えます。

また、複雑で分かりにくいところは要点をノートに整理してみることで、理解が深まります。

場合によっては、図や表を多用してまとめると知識を視覚的にとらえることができ記憶の度合も高まります。

4.すき間時間を活用する

働きながら学ぶ方は既にやられているかと思いますが、通勤の移動時間や昼休み時間などのすき間時間を活用することで、不足になりがちな学習時間を確保できます。

5.2次試験を最初から意識して勉強する

一次試験は知識があれば得点が取れる選択式ですが、二次試験は知識を増やしても得点が上がらない記述式なので記述スキルが求められます。

なので、一次試験の対象範囲を学ぶときに、二次試験に出題されそうなところをノートにまとめながら進めることで二次試験対策にもなります。

二次試験の筆試験は、”中小企業の診断及び助言に関する実務の事例”で事例Ⅰ~Ⅳの4科目があります。

事例の内容は、事例Ⅰが組織・人事、事例Ⅱがマーケティング・流通、事例Ⅲが生産・技術、事例Ⅳが財務・会計となっています。

一次試験科目との関係で見てみると次のようになります。

Ⅰ組織・人事:
筆記試験は、各設問15~200文字程度の記述式で、口述試験は10分程度の面接です。

筆記試験の試験科目は、”中小企業の診断及び助言に関する実務の事例でⅠ~Ⅳの4科目があります。

なお、事例の内容は、事例Ⅰが組織・人事、事例Ⅱがマーケティング・流通、事例Ⅲが生産・技術、事例Ⅳが財務・会計となっています。

これらの事例と一次試験科目との関係を見ていきましょう。

Ⅰ組織・人事
⇒企業経営理論(経営戦略論、組織論)、経営情報システム

マーケティング・流通
⇒企業経営理論(経営戦略論、マーケティング論)、運営管理(販売論)、経営情報システム

Ⅲ生産・技術
⇒企業経営理論(経営戦略論)、運営管理(生産管理)、経営情報システム

Ⅳ財務・会計
⇒企業経営理論(経営戦略論)、財務会計

一次試験科目を学習する場合は、以上のような関係があることを十分認識して、優先順位を高めポイントを整理しておくと二次試験にも役立ってきます。

 

短期間で合格するコツを押えて、しっかりとした学習計画を立てることで是非合格されることを期待しています。