中小企業診断士のおすすめ通信講座まとめ、人気講座の比較!

転職や定年後の独立・開業にマッチした資格の一つに中小企業診断士があります。 働きながら資格を取得するには、通学より通信講座を利用する方法が便利です。 通信講座を使って学ぶときの費用、各社の通信講座の特徴と評判・口コミ、おすすめの通信講座などを紹介しています。

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中小企業診断士の資格を得るにはどの位の費用がかかるの?

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中小企業診断士の資格取得費用

定年後の生活維持、できれば独立・開業するために在職中に中小企業診断士の資格を取っておきたいと考えている方もいらしゃると思います。

でも、家庭を持っていると家族の生活費もあるので、資格を取得するにはどの位の費用がかかるのか気になるところです。

高額な費用が必要なら、何年かの計画で積み立てをしておいて、費用が貯まったら受験勉強を開始するといった方法もとらなければなりませんよね。

今回は、そんな方のために中小企業診断士の資格を取るにはどの位の費用がかかるのかを調べてみました。

中小企業診断士の資格を得るまでの費用は学習方法によって異なる

中小企業診断士の資格を得るために必要な費用は、どのような学習方法をとるかで大分異なってきます。

学習方法は大きく分けると次の3つになります。

それぞれの、メリット・デメリットなど詳しく知りたい方は、詳細記事を参照ください。

・独学

定年後の開業を目指し中小企業診断士に独学で合格する方法

・通信講座で学習

定年後のために中小企業診断士の受験勉強を通信教育で学ぶ方法

・資格予備校などへ通学

定年後に備え中小企業診断士の受験勉強を通学で学ぶ方法

それぞれの学習方法について、必要な費用を次に説明します。

・独学で学習するときの費用

独学

中小企業診断士の試験を受けるための勉強を独学でやる場合は、市販のテキストや問題集を購入すれば可能です。

教材を購入するための送料や交通費などは含めないで、教材だけの費用は5万円位で済むと思います。

1次試験は7科目あるので、それぞれのテキストと2次試験対策のテキスト・参考書の
価格を3,000円程度として、8冊で24,000円位になります。

その他に過去問題集などを10冊程度揃えるとして、1冊2,000円として20,000円位になります。


テキストなどの教材は、多ければ多いほど効果的なわけではありませんので、よくチェックして自分が学習しやすと思ったものを選ぶことが大切です。

科目毎のシリーズになったテキストもありますので、初めて学ぶ方は別々に選ぶより方法性が合っているので使いやすいと思います。

良く理解できない科目は、別の切り口で記載されている教材を追加して使うと理解度が深まります。

テキストを読むだけでは、自分がどれだけ理解しているのか分かりませんので、論点の区切りで過去問を利用することが大切です。

このような学習サイクルを何度も回していくことによって、中小企業診断士の合格に一歩づつ近づいていきます。

ただ、独学でも合格できないことはありませんが、難易度が高い資格なので、通信講座か予備校などへの通学を選ぶほうがいいと思います。

初学者の方が全ての範囲を始めから終わりまで学習するには、とても時間がかかります。

また、制度の改正情報などを個人で集めながら学習するのは大変です。

本当に中小企業診断士試験に合格したいのなら、独学よりも通信講座や通学による学習をすることをおすすめします。

・通学で学ぶ時の費用

資格取得のための予備校として、大手ではTAC、LEC東京リーガルマインド、資格の大原などがあるので、そこでの通学コースを選んで勉強する方法です。

選ぶコースにもよりますが、通年のコースで受講料が20~30万円かかります。

その他に交通費がかかります。

・通信講座で学ぶ時の費用

オンラインによる通信講座

費用の面では大きく3つのグループに分けることができます。

<20~30万円のグループ>

大手予備校では通学コースの他Webによる通信講座も開講していますが、通信講座だからといって安くはありません。

通学コースとあまり変わりなく、受講料は20~30万円です。

<10~19万円のグループ>

通学で学ぶ方法と比較的安く学ぶことができる通信講座の中間の内容を目指しているやや高めの講座で、代表的なものにはクレアールがあります。

クレアールの場合は、コースにもよりますが標準的なコースで14万円台の費用がかかります。

<5~9万円のグループ>

安く学べることで最近人気になっているグループと言えます。

維持費用のかかる校舎などを持たずに通信講座だけに特化している会社の通信講座です。

どの通信講座もWebを利用しているものでパソコンやスマホでのオンライン学習、または講義動画などをいったんダウンロードしてそれをパソコンやスマホで視聴する方法をとっています。

具体的な講座としては、レボの診断ゼミナール、スタディング、フォーサイト、ユーキャンなどがあり、安いものでは5万円程度から学ぶことができます。

このくらいの費用なら、独学で学ぶ時の費用と変わりませんので利用しない手はありません。

通信講座でもユーキャンのような通信講座では、1次と2次試験に対応した本科コースでは、98,000円とそれなりの費用がかかります。


以上より、中小企業診断士の通信講座には、会社によってもかなり費用の差があることが分かりますが、かける費用が高ければ合格率が高くなるということではありません。

費用対効果で各講座を比較してみると、中小企業診断士の受験には必ずしも大手予備校の高額な通信講座でなくて、低価格の通信講座でも十分可能です。

もちろん、ネームバリューを含め大手予備校がいいという方はそれもありだと思います。


現在の通信講座は、テキストや問題集がドサッと送られてきて後は受講者が黙々と学習するといったスタイルではありません。

通学のように講師の講義を生で聞くというわけにはいきませんが、収録した講義動画を見ながら学習できますので、あたかも教室で講義を聞いているように思うこともできます。

それが、学校に通う時間を確保しなくても聞けるし、通勤の途中や自宅でのちょっとした時間でも気軽に学習が進められます。

学習のペースでも、通学では最適な入学時期は決められていて、入学時期がずれると途中から学習を始めなくてはならないこともあります。

また、複数の人が受ける授業なので理解ができなくても先に進んでしまいますし、急な仕事で欠席した場合なども先に進んでしまいます。

ですが、通信講座なら学習開始時期はいつでも大丈夫ですし、良く理解できなかったところは何度でも復習できるので、授業に置いて行かれる心配がありません。

通学が通信講座か迷っている方は、通信講座をおすすめします。

通信講座を検討している方は、学習計画や費用などが各社の通信講座によって違いがありますので、どこが自分に合った通信講座なのか比較してみてください。

中小企業診断士の受験に必要な費用

中小企業診断士試験の受験

中小企業診断士の受験では、受験勉強にかかる費用の他に受験料にかかります。

中小企業診断士試験は1次試験と2次試験がありますので、ストレートで合格するとして次の受験手数料が必要となります。

・第1次試験の受験手数料:13,000円

・第2次試験の受験手数料:17,200円

なお、前年度、前々年度の科目合格者や該当する別の資格保有者は科目免除申請ができますが、申請の有無にかかわらず受験手数料は同額です。

予備校への通学や通信講座の費用と比べてみると、中小企業診断士の受験に必要な費用はそう高くありませんが、ストレート合格に失敗すると毎年30,200円の費用が余計にかかることになります。

そのためには、通信講座選びに失敗しないことと学習計画に沿ってしっかり学習を継続することが大事です。


中小企業診断士の通信講座はたくさんあってどれがいいか分からないという方はこちらの記事が参考になります。↓