「診断士ゼミナール」の動画講義のダウンロード容量はどの位?
中小企業診断士の通信講座では、テキストや問題集の他に動画講義があり、それらを視聴しながらあたかも予備校で講義を聴くように勉強することが普通のスタイルとなっています。
通信講座の動画講義では、YouTubeの動画を見るときと同じような「ストリーミング形式」によるものが多いですが、診断士セミナールでは「ダウンロード形式」を採用しています。
ダウンロード形式は、ストリーミング形式と比べるといろいろメリットがありますが、半面、ダウンロードするとなるとどの位のダウンロード容量があるのだろかと心配になるものです。
この記事では、診断士ゼミナールのダウンロード形式の動画講義について、詳しく紹介します。
●診断士ゼミナールの動画講義はダウンロード形式を採用
動画教材がある通信講座では、配信方法がどんな方式なのかも通信講座を決めるときの選択基準となります。
例えば、DVDであった場合は再生する機器がないと視聴できませんので機器を購入するなどで思わず出費が増えたりしますし、この方法だけしかないとスマホやタブレットでは視聴することができません。
動画講義の配信方法としては、DVDの他にダウンロード形式とストリーミング形式の方法があります。
診断士ゼミナールでは、動画講義やテキスト、問題集など全ての教材をダウンロード形式にしています。
診断士ゼミナールで受講を申し込むとメールでIDとパスワードが送られてきますので、公式サイトの「受講者生向けログインページ」からログインします。
その後、ダウンロード専用ページから全ての教材をダウンロードします。
ダウンロード形式ですとデータを一度スマホやタブレットにダウンロードしてしまえば、再生中に通信費がかからないで視聴できますし、地下鉄など電波が届きにくいところでも利用することができます。
一方、ストリーミング形式はインターネットに常時接続して視聴する方法で、利用するにはwi-fi環境が必要になります。
wi-fi環境がない外出先で動画講義を見ると、スマホの通信回線を利用することになるので、スマホの契約内容によってはあっという間に通信料が上限を超えしまい、契約内容の変更をせざるを得なくなったりします。
以上の説明で考えると、ダウンロード形式の方がストリーミング形式よりも優れているように見えますが、ダウンロード形式にもデメリットがあるので、ストリーミング形式を採用した中小企業診断士の通信講座も多くあります。
診断士セミナールは業界唯一のダウンロード形式でしたが、最近はスタディングの中小企業診断士講座でも「STUDYingアプリ」を使うことによってスマホやダブレットにダウンロードできるようになっています。
また、このブログで紹介しているクレアールの中小企業診断士通信講座、フォーサイトの中小企業診断士通信講座では、ストリーミング形式を採用しています。
通信講座を選ぶときの参考として、ダウンロード形式、ストリーミング形式、DVDのメリット、デメリットを下表にまとめます。
動画講義の視聴方法 | メリット | デメリット |
ダウンロード形式 | 一度ダウンロードすればどこでも視聴できる | ダウンロードに時間がかかる。記録媒体が必要 |
ストリーミング形式 | 手軽に視聴できる | 通信料金がかかる。電波が届かないと見られない。 |
DVD | ものとして保管できる | TV、PCでしか視聴できない |
以上より、スマホやタブレットで動画講義を視聴するときは、ダウンロード形式かストリーミング形式かのどちらかを利用することになります。
どちらの方法にもメリットとデメリットがありますが、「ダウンロード形式」は「一度ダウンロードすればどこでも使え通信費用が抑えられる、電波が届きにくいところでも使える」ということで、ダウンロード形式を選ぶ方も多いようです。
このため、双方の使い分けができるようにストリーミング形式であってもアプリを使うと動画講義もダウンロードが可能な通信講座もあります。
●診断士ゼミナールをスマホで学ぶ時ダウンロード容量はどの位?
<ダウンロード時のファイル種別>
診断士ゼミナールの教材は、オプションである印刷テキスト・DVDを付けなかった場合は、自分でダウンロードして利用します。
もちろん、オプションを付けた場合でもダウンロードができますので、心配は要りません。
ダウンロードできる教材は大きく分けると次の2種類です。
・テキストや問題集
PDF形式のものをダウンロードして、必要に応じてプリントアウトして用います。
・動画講義
動画講義は動画形式がAVI又はMP4(ファイルフォーマットの拡張子が".avi"又は".mp4")でダウンロードできます。
2つの動画形式の違いは、簡単にいうとAVIはパソコン用、MP4はスマホ・タブレット用ともいうことができます。
AVI形式はパソコンでしか視聴できませんが、MP4はスマホ・タブレットの他にパソコンでも視聴できますので、ダウンロードデータをスマホ・タブレットとパソコンとで両方から利用したい方はMP4形式でダウンロードすることをおすすめします。
どちらの動画形式の方が画質がいいのだろうと思われるかもしれませんが、方式の違いであり単純には比較できません。
ただ、「診断士ゼミナール」の教材では、パソコン用データであるAVI形式の方は5~6倍データ容量が大きいのでその分画質はいいかもしれませんが、その分多くのメモリー領域が必要になります。
私としては、講義動画としてはMP4で良いかと思います。
<スマホで学ぶ時のダウンロード容量>
スマホやタブレットに動画講義のダウンロードデータを入れて、学習する場合に気になるのはデータ量です。
動画講義データのダウンロードサイズは次の通りです。
以上より、動画講義のダウンロード容量は、1次試験・2次試験対策を合わせて合計17GB程度であることが分かります。
一方、PDF形式のテキストや問題集をダウンロードしたときの容量は、動画講義に比べると圧倒的に少なく1GB未満です。
したがって、スマホやタブレットに入れて勉強するには、18GB位の容量が必要になってきます。
写真や音楽のファイルで内部メモリーに余裕があまりなくなっている方は、マイクロSDカードを購入してスマホに取り付けると直ぐにメモリーの問題はクリアできます。
<h2●診断士ゼミナールを倍速再生し、記憶の定着を高める方法
診断士ゼミナールの動画講義は、倍速再生ができるようになっています。
初めての動画講義を視聴するときは、通常の速度で勉強し、2回目3回目の復習では倍速で使うと効率的に記憶の定着を高めることができます。
診断士ゼミナールの動画講義の総時間は270時間あり、2回目の視聴を2倍速で視聴すると全部見たとしても半分の135時間に短縮されますので非常に効率的に学習できます。
もちろん、スマホやタブレットでも倍速再生ができますので、通勤時間や昼休み時間などのすきま時間を有効に使って受講することができます。
●診断士ゼミナール」の動画講義のダウンロード容量についてのまとめ
動画講義は講師との相性も大切といわれていますので、ぜひ実際にサンプル動画をご覧になって自分に合うかどうかチェックしてみることをおすすめします。
また、診断士ゼミナールの口コミや評判を知りたいという方は、こちらの記事も参考になります。
cyushokigyoshindanshi.hatenablog.com